澄み切った秋の空気のなか、宿泊研修は2日目の朝を迎えました。
しっかり朝食をいただき、お世話になったユースホステルの皆様へ感謝を伝える退館式を終え、いよいよ待ちに待った「自主研修」のスタートです。
地下鉄「学園前駅」から、生徒たちは自分たちで立てた計画を胸に、大都市・札幌の街へと力強く踏み出していきました。
各班に先生の同行はなく、チェックポイントで少し出会うだけ。「無事にたどり着けるだろうか…」と、実は先生たちのほうがドキドキしながら待っていました。
案の定、電車を乗り過ごしてしまったり、買った切符の金額が足りなくて、降りる駅でみんなで焦って追加料金を支払ったり、迷子になったり…街の中ではたくさんの「ドラマ」が生まれていたようです。
けれど、本当の凄さはここからでした。昼食を終え、集合場所である「赤れんが庁舎前」に現れた生徒たちは、なんと集合時刻(13:00)の10分前には全班が完璧に到着したのです。
思い通りにいかないハプニングに直面したとき、誰かのせいにするのではなく、「どうする?」と顔を見合わせ、声をかけ合い、知恵を出し合って乗り越えた証。
集合場所に立っていた生徒の顔は、どこか誇らしげで、「先生聞いてよ!」と言わんばかりの達成感に満ちあふれていました。
失敗や迷い道は、遠回りに見えて、一番人を強く優しくしてくれる宝物です。
自分たちの足で挑戦し、仲間を信じてやり遂げた今日という一日は、間違いなく生徒たちを大きく、逞しく成長させてくれました。
1班「ウィンタースポーツの歴史」~大倉山ジャンプ場・オリンピックミュージアム・円山動物園~