2025年2月28日金曜日

令和6年度最後の全校集会でした(表彰伝達式含)

 1年生から3年生まで揃っての令和6年度最後の全校集会が行われました。今日の集会は始めに冬休み明けの表彰伝達式、その後に校長先生からのお話でした。次年度は学期毎の儀式的な集会と全校集会の二種類となります。今日は3年生がとても立派でした。

執行部の進行で始まりました。
檜山バレーボール専門委員会推薦の優秀選手賞の表彰です。
先日新チームで参加した上ノ国で行われた道南の大会で3位の表彰です。
他を思いやる「利他」について話されました。
1年生・2年生は3年生と過ごすこの2週間、3年生のために何ができるか!3年生は1年生・2年生に何をしてあげれるのかです。お互いに感謝の気持ちを上手に伝え合えるといいですね。
3年生は立派です。
執行部の皆さんの姿勢は全校生徒の見本です。
最後は指導部の先生からのお話しでした。頭髪、服装など卒業式に向けてもありますが、もう一度身の回りについて考えるように伝えられました。

今日感動したのは、指導部の先生の話が終わったあとに、執行部から「姿勢を正してください」「これで全校集会を終わります」と号令がありました。3年生は姿勢を正さなくても、背筋が伸びていて、さずが3年生と感じた全校集会でした。きっとこのカッコイイ3年生の姿を1年生と2年生は引き継いでくれるでしょう。


【校長の追記】
「利他」の講話の際に、次のような例え話をしました(仏教の有名なお話)。
 地獄の人たちはガリガリにやせこけ不健康。皆イライラして、顔も体も傷だらけ。天国の人たちはふくよかで健康的。顔色も良く、にこやかな笑顔。きっと地獄の人たちは食事も満足に食べられないのだろうと思って食事の様子も見てみると、地獄・天国どちらも食卓の両側に人がずらりと座っていて、どちらの食卓にも豪華な食事がならんでいる。ただし食卓に置いてある箸は、私たちの世界とはちょっと違って地獄・天国どちらも長さが1mくらいはある長い箸。地獄・天国どちらも食事の条件は同じ。なのに、どうして地獄の人たちと天国の人たちの違いが生じたのだろうか?考えてみよう。

例え話の正解を考える生徒たち

 
  

箸の長さが1mくらいある…というのがこの話のポイントなのですが、正解して手を挙げた生徒は結構多かったです(正解が気になる保護者の皆さんは、お子様から正解を聞いてください)
 集会後、職員から「1年生が、箸をボキッと折って使えば食べられる!と言ってました」とのこと。「利他」の話からは外れますが、ある意味「生きる力」ですね(笑)。

「他人を出し抜いて自分だけが良ければいい」そんな出来事や事件も目に・耳にする情勢だからこそ、江中の生徒たちには「人のためにすることは結局、巡り巡って自分のためにもなっている」…このことを心の中に置いて生活してほしいと切に願います。

※先ほど気づいたのですが、ページビューの合計が20,000を超えました。当サイトをご覧頂いている保護者・生徒・地域の皆様に感謝申し上げます。これからも管理職2名で「持続可能な情報発信」に努めて参りますのでよろしくお願いいたします。