本校の研修の主題から「豊かな心・思いやりの心」は「自己理解・他者理解の心の育み」「協働力を養う」ことを目指しています。年3回外部の講師をお招きして授業改善を行ってきました。来月も講師の先生が来校されるので、少しでも生徒達の学ぶ姿勢・学びへの追求の仕方の変化や、学びに向かえていない(50分間思考をやめない)生徒が減るように教師側の声かけ、グループづくりを工夫しています。座席の向かう先の工夫、グループの座席の工夫等により、より学びやすい状況をつくるなど追求してます。
【1年生:国語】
いつものように、心でつぶやきながら集中して音読をしてました。 |
場面に合わせた座席設定の一つで単元や中身によっては一斉型のような配置もあります。
5分弱様子を見ていましたが、1年生の落ち着いた授業の様子はとても成長を感じます。 |
聴き合う関係は、相手も立てる、自分もたてるという利点があり、お互いを主人公にしてくれる。お互いが助け合う関係になることによって、相手の困ったところを聞いてあげると、大抵はここが困っていると打ち明けてくれる関係になれる。そうすると、「こうするといいよ」「ああするといいよ」とみんなが手助けの方法を考えてくれることに繋がる。
こういう授業づくりをめざしています。飛躍的な数字の結果は見受けられませんが、特に3年生は放課後学習での教え合いも見られるようになってきています。
【2年生:社会】
4人座席の中央にタブレットを置かなくなり、さえぎる物がないことで話しやすい環境になりました。 |
学びは一人では成立しないと言われてきています。「聴き合う関係」の場と環境づくりを目指していきます。