10月16日の1年生総合的な学習の時間に、江差町教育委員会の宮原学芸員と追分観光課の方をお招きして、「日本遺産」についての授業をしていただきました。ありがとうございました。
※「日本遺産」は文化庁が2015年から開始した制度で、江差町は2017年に北海道で初めて認定されました。地域の歴史的魅力や特色を通じて日本の文化・伝統を語るストーリーを「日本遺産」として認定し、ストーリーを語る上で不可欠な魅力ある有形・無形の様々な文化財群を総合的に活用する取組につなげるものです。
ストーリーとは何かについて、ディズニーシーのアトラクションを例にわかりやすく説明していただきました。自分達が知っている江差町内の文化財が、ストーリーにどのように関連しているのか? 認定された江差のストーリー「江差の5月は江戸にもない」-ニシンの繁栄が息づく町- に基づいた授業に、生徒は引き込まれていました。
授業の後半は、江差の歴史的魅力や特徴を「どうしたら知ってもらえるか?」を、グループに分かれて話し合いました。これから取り組むべき課題につながる有意義な時間となりました。
今回の授業での学びをもとに、今後は食・観光・イベントの3つの項目に別れて探究し、3学期には取組の成果について発表を行う予定です。