2025年11月21日金曜日

人権スポーツ教室 11/20

 11月20日(木)に、3年生道徳科授業で「人権スポーツ教室」を実施しました。

まずは人権擁護委員の方から
人権についてスライドをもとに
講話していただきました。

続いて、函館の車いすバスケチーム「ハダーズ」の方から
車いすバスケットボールの説明を受けました。
左から「やまちゃん」「たかちゃん」「なおこさん」

競技用の車いすに実際に乗って練習し…

実際に車いすバスケットボールの試合を体験しました。
短時間で車いすの操作に慣れた生徒がほとんどでした。

生徒からの質問への、やまちゃんとたかちゃんの回答
「健常者にとって当たり前なことが
車いすを利用する人にとっては難しいことがある…」
「車いすを利用する人が困っているようすを見かけたら
遠慮せずに勇気を持って声をかけてほしい…」

パラリンピックの競技でもある車いすバスケットボール体験をとおして
障害のある人の人権の正しい理解と認識を深めることができました。

「多様性(ダイバーシティ)」という言葉があります。
学校生活を例にとれば
障害がある・ないの違いもそうですが
性別の違い、背が高い・低いの身体的な違い
勉強が得意な生徒もいれば運動が得意な生徒もいる。
コミュニケーションが得意な生徒も苦手な生徒もいる。
ゲームが好きだったりスポーツが好きだったりと
趣味や価値観もそれぞれ違うものです。

人はそれぞれに「違い」があり
それを「多様性」と言います。

その「多様性」を、差別や偏見で否定せず
「多様性」を互いに認め、受け入れることが大切です。

普段の生活の中での、一つ一つの行動の積み重ねが大切です。
江差中の皆さんには、相手のことを思いやり
そういうことが当たり前に
実践できる人であってほしいと願います。

人KENまもる君 大人気でした(^_^)
何と、やなせたかし氏のデザインで誕生したとのこと。
(本日初めて知りました)

人権擁護委員の皆様、そしてハダーズの皆さん、
素敵な教室を開催していただきありがとうございました。